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歴史が石に刻まれた都市:ディヤルバクル

面積: 1.516.200,00 Km²

人口: 1.654.196人

郡の数: 17郡

郡:バフラール、シュル、カヤピナール、イニシェヒル、ビスミル、チェルミック、チュナール、チュンシュ、ディクル、エーヒル、エルガニ、ハニ、ハズロ、コカコイ、クルプ、シラミおよびシルバン

海抜:650m

産業:観光、農業、畜産業、エネルギー、鉱産、石油

工芸品:貴金属、絹織物、銅工芸が主な工芸。土器、馬の鞍作り、フエルト、キリム、ジジム、ヘイベ(馬にかける袋)といった織物、刺しゅう入りナプキン、ペシテマル(目の粗いチェックガラの布)、礼拝用のヴェール、手織り絨毯などもこの県の主な工芸品です。

ディヤルバクルにはトルコ各地から陸路でアクセスできます。

1952年に開港したディヤルバクル空港にも定期便が発着しています。

また、クルタラン・エキスプレスもディヤルバクルに乗り入れています。

サチ・タヴァ (肉のソテー)

レバーのケバブ

クルミとニンニク入りのラフマージュン (ひき肉のチーズなしピザ)

キベ―ムムバル (腸詰)

カブルガ・ドルマス(スペアリブの詰め物)

カリン入りスペアリブ

ブルマ・カダユフ(糸状ペストリーのシロップがけ)

ドライフルーツ、ナッツ類

伝統的絨毯、キリム

各地方のペクメズ(果物を煮詰めたシロップ)

ディヤルバクルのハスル(細い糸状の金銀糸を編んだ)ブレスレット

クルドの語り部「デングベジ」の家で「デングベジ」にトライしてみてください。

ケチ・ブルジュ(城壁の塔)からヘヴセル庭園を眺めてください。

ハン(昔のビジネスセンター)で天草のシロップとメネンギチ(テレビンノキ)のコーヒーを飲んでください。

ウル・ジャーミーで、預言者エイルの墓に立ち寄ってください。

ディヤルバクル博物館や、チャイオニュの頭蓋骨の家を見学してください。

スルイチの路地で迷子になって、

世界の果てまで行ってください(ビルクレイン)!

ディヤルバクルでは鳩の飼育がされ、その糞の肥料が回収されている場所や専用の建物を「ボランハーネ」と呼んでいます。その最もよい例はスィルヴァン道上にあるティレロ村のボランハーネです。鳩の肥料は、有名なディヤルバクルのスイカの栽培にも多く利用されています。

トルコの最高品質のワイン用ブドウ品種とされているボアズケレとオキュズギョズは、チェルミックとチュンギュシュ郡で栽培されています。

デングベジとデングベジの伝統は、クルド文化最古の口承文学です。デングベジたちは民謡局を自分で生み出し、肉声で謡います。大作家ヤシャル・ケメルが「クルド人のホメロス」と呼んだこの口承文学は、伝説や物語を語り継いでいます。デングベジはクルド社会の明文化されていない記憶です。

メソポタミアの「豊穣の三日月」文化と歴史に彩られた、ユニークで時間が止まった都市です、ディヤルバクルは...チグリス川の恵みを受けた土地には、12の文明の石碑がある城壁、石造の橋などがあり、まさに「歴史が石に刻まれた」場所なのです。

何百年もの間豊かさを与え続けたチグリス川の河畔に盾のように建てられた城壁と、ほぼ7000年もの間続いている誇らしい都市の名は、アッシリアの王、アダッド・ニヤリの刀の柄に「アメッド」と書かれています。ローマやビザンツの文献にも「アメッド、オミッド、エミット、アミデ」として登場するこの名は、その後城壁の黒い色から「カラ(黒い)・アミッド」、さらにその後この地を支配したアラブの部族の名前から、「ディヤル‐バクル」と変わりました。

ディヤルバクルは人類史上最大の変化であった、遊牧生活から定住生活へ、狩猟採集から農耕生産への移行が起こった場所です。新石器革命として知られるこの過程のすべてを、エルガニ・チャイオニュの遺跡で見ることが出来ます。人類史上最古の村のうちの一つであるチャイオニュ遺跡のほか、新石器時代の墓の最高の例であるコルティックの丘も、ディヤルバクル(ビスミル)にあります。

この美しすぎる都市には数多くの文明が訪れました。ローマ帝国、アクコユンユラル朝、マルワーン朝、アルトゥクル朝、ウマイヤ朝、アッバース朝、オスマン朝など、すべての王朝に場所を提供してきたディヤルバクルは、これらの文明を養い、また養われてきました。

そこで人々は差別されることはありませんでした。トルコ語、アラビア語、クルド語を話すムスリム、エズィディ派、ユダヤ人、正教徒、カトリックのアルメニア人、正教徒やカトリックのスルヤニ人、プロテスタント、ネストリウス派、カルディア派、ギリシャ人らがこの壮麗な都市で兄弟のように暮らして来ました。残念ながらこのような多様性は現在失われてしまいましたが、今でも都市の中に昔の面影を見ることができます。 

この都市は頻繁に開催される文化イベントや芸術的アクティビティによって、過去でもそうであったように、今日でも東の文化的首都であり続けています。毎日のように増え続けている都市の公園や城壁の前で、ファズル・サイ、ゴラン・ブレゴヴィッチ、セゼン・アクスといった国内外のアーチストがコンサートを開き、様々な討論会、シンポジウム、芝居、造形芸術の展覧会、ワークショップ、新しい映画館での映画祭などのイベントにより、この都市は社会的にも色とりどりでモダンな生活のすべての必要性を満たしています。

積みあげられた石でできている、都市を母親のようにしっかりと抱いている城壁、神聖な書物にも登場する天国の庭を思わせるヘヴセル庭園を、豊穣を、生活を、水に乗せてディヤルバクルまで運んでいるチグリス川、美味しい料理、神殿、橋、そして何千年もの間人々が行き交った通りが、ディヤルバクルでの夢のような冒険を約束してくれます。

観光ポイント

ディヤルバクルといえばその城壁が思い浮かびます。城壁上には石碑、碑文、レリーフなどがあります。5700メートルの長さ、12メートルの高さを持つ、まるで野外博物館のような歴史的城壁です。まちを囲むこの城壁から日没を眺めずにディディヤルバクルを後にしないでください。

何千年もの間多くの動物や植物を有し、保護してきたヘヴセル庭園は、この比類のない地のまた別の顔です。このふたつの人類の遺産は、2015年にUNESCO世界遺産に登録されました。

ディヤルバクル城壁と門は、世界最古で最強の城壁である万里の長城の次に、世界最長であるディヤルバクルの城壁、「地上の天国」であるヘヴセル庭園、モスク、教会、橋、そして悠久の時...それは過ぎていく時間の、もしかしたら忘却の抗いがたい喜びなのかもしれません。皆さんは今まで多くの旅をし、様々な場所を見て歩いたかもしれませんが、ディヤルバクルはどこにもない冒険を約束してくれます。

皆さんが主人公となる物語、覚めたくなくなるような夢に誘ってくれます、ディヤルバクルは。この誘いに耳を傾けてください...

この誘いは中心部だけではなく、アスル岩窟墓や預言者の墓があるエイル、ゼムビルフロシュ(地方の伝説)の都市スィルヴァン、人類が定住化した時代が最もよくわかるチャイオニュ遺跡があるエルガニ、世界の終わりリジェ、そしてすべての郡からのものです...