5 Dec, 2023 0
12 Jul, 2022 0
<p>生きた歴史、忘れられない味、独特の文化がある「世界のお気に入り」ガーズィアンテップは、メソポタミアと地中海が出会う地にあり、いつの時代にもシルクロード上の文化と交易の中心市街地でした。ラフマージュンをはじめ、世界に広めた数限りない極上の料理により33か国47都市を含むユネスコの「クリエイティブ都市ネットワーク」入りを果たしました。バスや飛行機などの交通の便が発達しており、気候も穏やかで、文化、歴史、料理を存分に満喫することができます。まさに「博物館の街」であるガーズィアンテップは、城、古都、宿、モスク、ハマム、遺跡が豊富にあり、その「行き先リスト」はどこまでも長くなります。</p>...
<p>何千年にもわたり訪れる人をもてなす様々な文化で磨かれた「肥沃な三日月地帯」の食文化は、そうした様々な文化の跡を見せてくれる案内人のようです。この地で生まれた独自の料理はおびただしい数にのぼります。世界最古の集落だった地域で収穫する麦、ハーブ、そしてラム肉の料理などもその例です。麦やラム肉は地域の豊かさを、ハーブはかつての交易路の面影を浮き彫りにしています。ガーズィアンテップだけでも、公式に登録された地域料理は、バクラヴァやラフマージュンなど391種類あります。</p>
<p>メソポタミアは、食文化、歴史と文明の発見のほか、冒険好きをも惹きつけます。地域の歴史ある洞窟や地下回廊で未知の旅や、厳しい自然と闘うスポーツが、快適な家の暮らしを抜けてドキドキするような冒険へといざなってくれます。パラグライダーやダイビングなど、ほかの観光地のアクティビティのほとんどがここで体験できます。</p>
<p>メソポタミアの豊かな文化を洗練させた様々な製品が皆さんを待っています。何千年もの歴史を感じつつ、市場で手工芸品、乾燥・生のフルーツやナッツ、ほかにもいろいろな品物を楽しみ、旅の終わりに手作りの真珠母製品、絹織物、地域の新鮮な野菜から作ったピクルスの容器をお土産に買うことができます。ご自身だけでなく、お友達やお隣さんにも、スーツに入りきれないほどのお土産を買うのもいいでしょう。</p>
<p>何千年も昔の物語を今知ることができるのはなぜでしょうか?旅行記や伝説からもわかりますが、考古学的な発掘がその最大の役割を果たしています。この地域の発掘は、博物館や国内外の学者の主導で行われています。省庁の許可を得てする発掘もあれば、出土品を守るための発掘もあります。夏にこの地域に来ると、多くの遺跡で発掘が行われているのをじかに見ることができます。考古学者たちが土の層をそれは丁寧に運び、出土品を発見し、記録するさまを目の当たりにすれば、皆さんもこの物語の一部になることができます。</p>
<p>メソポタミアが、世界初で唯一の文明の歴史へといざなってくれます。少なくとも4000年前から今も「ナン」(パン)や「カバブ」(ケバブ)といった言葉が使われているこの地域では、連なり合った数多の文明が残した比類のない歴史や文化を体験することができます。世界最古の神殿や農業革命の最初の一歩が踏み出されたこの地域には、有史以前から現代まで人類の祖先の足跡をたどることができる場所が多くあります。文明は、村から町へ、そして帝国へと移り変わり、多くの軌跡を残しました。そんな地域をめぐり歩くと、一歩踏み出すたびに博物館にいるかのように感じます。動物が初めて家畜化され、初の文字文明が興ったこの叙事詩のような地には、3000年もの間使われてきた交易路が随所にあります。</p>
<p>数々の宗教が生まれ、ひそみ、流布した無二の地域であるアナトリアとメソポタミアには、古代も現代も、多神教から一神教まであらゆる宗教の歴史の跡があります。世界初の神殿ギョベクリテペ、聖地とされたネムルート山に築かれた神殿、キリスト教が公認された最古の社会スルヤーニ人の比類のない修道院、聖書が書き直された場所とされるルムカレなど、原初から今までの人類の精神的探究をこの地で味わうことができます。</p>
<p>上メソポタミアの秘密の町シイルトは、時の足跡を何世紀も守り抜き、ジズレの険しい岩場をヴェールのようにかぶった花嫁のようです。紫色の山々や緑の谷の間で1万2000年にわたり存続してきたこの街は、ときに小さな集落、ときに要衝となりました。「聖人の世界」ともいわれるシイルトは、おそらくは東方で最多の宗教者、科学者を育んだ町の一つです。どれも大海のごとく貴いこの人々は、今でもシイルトの信仰世界に灯る光です。</p>...