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ルート

預言者ノアの跡を追って:精神の探求ルート

数々の歴史的資料やイスラムの聖典クルアーンで、ノアの洪水の後にノアの船がジュディ/カルドゥ山地に漂着したことが伝えられています。船が漂着した地はセフィネ(船)と名づけられました。7月になると数人が巨大な炎を燃やしてセフィネの一般公開が始まったことを各地に知らせると言われています。セフィネはシュルナク南部(シロピ、ジズレ、イラクなど)からも北部からも見えます(シュルナク、ウルデレなど)(標高2030メートル)。ここに来る人々が飲み水を手に入れられるよう、まだ溶けていない雪がこの地の貯水池に貯められるそうです。人々は家畜を屠り、そこに何週間も滞在し、礼拝をするそうです。ムスリム、カルデア・カトリック教徒、ネストリウス派キリスト教徒、ユダヤ教徒、スルヤーニ人、アルメニア人など、実に様々な人々がこの地を訪れます。三大一神教の聖地を7回訪れるとハジュ(巡礼者)の尊称が与えられます。おそらくは世界最古の旅の伝統でしょう。預言者ノアが自分の子供たちを集めた場所とされるビルリク(ジェマ)村、ノアの息子サムが築いたと信じられている重要なアッシリアの集落チャーラヤン(シャー)村、ノアとその同行者80人が築いたヨウルトチュラル(ヘシュタン・セマニン)村が皆さんを待っています。

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