このサイトは試験公開中です。間違った箇所があれば、info [@] mesopotamia.travel までお知らせ下さい。

キリスの旧市街

キリスの旧市街は、細密画に出てくるような建築群、隣同士が隣接した、出窓のある民家、狭い路地で、黄色い陽の光に洗われたかのようなおとぎ話のまちを彷彿とさせます。石造建築の伝統を持つキリスの民家には中庭があります。この中庭を地元の人は「ハヴシュ」と言います。すべての部屋はこの中庭に向かって開かれています。リヴァンと呼ばれるエイヴァンも花が咲き乱れる中庭に面しています。部屋の天井は高く、柱や色とりどりの壁画で装飾された壁は、豊かな木工装飾で覆われています。窓やその上部の小窓も中庭に向かって開いています。

狭く曲がりくねった行き止まりの路地、石壁に設けられた数少ない窓、ツタの絡まる張り出し窓。この路地で最も美しいのは間違いなく、レリーフやツタの絡まる出窓、花が咲き乱れる門、そして路地で楽しそうに遊ぶ子供たちが見られる、サーリヒ・エフェンディ家です。

過去から現在への遺産として受け継がれた、職人たちの手で形になった手仕事の製品は、キリス旧市街の「サバフ・パザル(朝市)」と呼ばれる地域にあります。布団やイェメニ(革の短靴)、その他の店は、「サバフ・パザル」で時間に抵抗し続けています...

キリスの旧市街は、同時に殉教者のサハーバ教徒の国でもあります。オドゥンパザル大通りには、昔ここにあった殉教者墓地を追悼するための象徴的な墓があります。言い伝えによると、昔キリス市民がここを通るとき、ムハンマドの教友の殉教者へ敬意を示すため、靴を脱いで脇の下にはさみ、はだしで通ったということです。